サステナビリティ：持続可能な調達

ユニバーサル技研は、サスティナビリティへの取り組みとして、全てのサプライヤーと公正な関係を保つことを目的に、法・人権・労働・環境と安全の観点から、持続可能な調達を取り組んでいます。

お客様の期待に応えるべく、下記の調達基本方針に従い、良質・安価・安定的に多くのサプライヤーから部品・原材料および設備・サービスなどを調達してまいります。

調達基本方針

ユニバーサル技研は、企業の社会的責任を果たし、公正で公平な企業活動をします。

法令・社会規範の遵守

購買活動において、各国・地域に関連する法律・規制（独占禁止法、個人情報保護法、下請法など）や社会規範を遵守します。
購買活動において、規模・実績の有無を問わず公正で公平な競争機会を提供し、すべての利害関係者への贈賄・賄賂（金銭または金銭以外の利益供与など）と、優越的地位の濫用を禁止します。
購買活動において、知り得た情報の適切な管理を求めます。

人権・労働への配慮

購買活動において、人権尊重を重視する企業と取り組みます。
購買活動において、最低就業年齢に満たない児童を就労させない企業と取り組みます。（※児童とは、15歳または義務教育を終了する年齢または国の雇用最低年齢のうち、いずれか高い年齢とする。）
購買活動において、奴隷、拘束、または人身取引など、あらゆる形態の強制労働を行わない企業と取り組みます。
購買活動において、従業員の人権を尊重し、虐待や体罰、ハラスメント、肉体的な抑圧、性的虐待などの非人道的な扱いを行わない企業と取り組みます。
購買活動において、求人・雇用で人種・国籍・民族・性別・宗教・身体的障害などの差別を行わない企業と取り組みます。
購買活動において、従業員に適正な雇用を推進する企業との取り組みを尊重します。

環境への責任

購買活動において、環境保全の重要性を理解し、推進する企業を評価します。
購買活動において、循環型社会を目指し、環境への影響に配慮した原料を重視します。

安全で安心な製品・資材の調達

購買活動において、安全性の確認が取れた製品・資材を選択します。
購買活動において、経済的で質の高い資材・製品を選択します。
購買活動において、要求を満たす製造・供給能力を重視します。

相互信頼関係の発展

社会常識の範囲から逸脱しない、お取引先との関係を構築し、信頼関係を構築します。
お取引先と必要な情報を交換し合い、相互の業績向上に努めます。

調達活動における主な取り組み

海外サプライヤーの新規取引に際しての現場確認

持続可能な調達の取り組みとして、海外サプライヤーの新規取引開始にあたっては、現地に出向いて法令・社会規範の遵守、人権・労働への配慮などの実態を確認しています。また、生産現場の視察および経営者・担当者とのインタビューにより、当社の調達に対する取り組み姿勢や考え方の理解・浸透を図り、環境、倫理面でのご協力をいただいています。

資材調達の計画化・大量化による環境負荷削減

環境負荷低減の取り組みとして、お客様に資材調達の計画化・大量化の推進をお願いしています。

例として、2か月サイクルで行っている総重量2トンの資材調達を3か月サイクル（※総重量3トン）に切り替えることにより、輸送は年間6回から4回に減り、単純計算で環境負荷が33%削減されます。（※1回の調達の総重量は2トンから3トンに増すが、輸送の際に使う車両は変わりません）

調達サイクル	年間輸送量	環境負荷削減効果
2か月	6回	–
3か月	4回	33%削減

簡易包装および梱包材の再利用による環境負荷削減

環境負荷削減の取り組みとして、廃棄物などの発生抑制の観点から、梱包材の再利用および簡易包装など、資材出荷時の梱包を最低限になるよう努めています。